일본어번역학원 제공 厚労省局長逮捕―「政治案件」とは何だった 09.06.16
障害者団体向け郵便の不正事件で、厚生労働省の村木厚子局長が大阪地検特捜部に逮捕された。郵便の割引制度の適用団体と認める偽の証明書をつくり、不正に発行したという容疑だ。
偽証明書は障害者団体としての活動実態のない「凛(りん)の会」に発行され、同会は制度を悪用して20億円近い郵送料を免れていた。証明書がなければこの事件は起きなかった。
村木局長は容疑を否認しているという。だが、障害者を守るべき立場の厚労省幹部が違法な金もうけに加担した疑いをもたれてしまった事実は重い。
厚労省は係長の逮捕後に内部調査を進めているが、キャリア官僚の逮捕にまで発展し、事件は組織ぐるみの様相を見せている。なぜ不正までして便宜を図ったのか。何より知りたいのはそのことだ。
悪用された制度では、障害者団体が定期刊行物を郵送するときに格安の料金が適用される。それには一定の条件が必要で、そもそも障害者団体でなければ適用されない。
偽証明書は04年6月、村木局長が障害保健福祉部の企画課長のときに発行された。部下だった係長が部内の決裁文書などを偽造した容疑で特捜部に逮捕され、今回の偽証明書作成では村木局長の共犯容疑で再逮捕された。
「凛の会」には活動実態がなく、申請に必要な書類も整っていなかった。決裁文書の偽造は係長の独断のようだが、問題の証明書には企画課長の公印が押され、厚労省発行の体裁が整っていた。ほかのだれも気づかなかったというのなら、あまりにもずさんな審査態勢といわざるを得ない。
見逃せないのは、この証明書が「政治案件」として扱われていたことだ。
村木局長の上司だった当時の障害保健福祉部長は特捜部の任意の聴取に対し、民主党幹部の国会議員から「凛の会」への対応を依頼され、審査を担当する部下らに伝えたと証言したという。この民主党議員のかつての秘書だった「凛の会」会長がその後、厚労省を訪れ、担当者に面会していた。
再逮捕された係長は、異動にともなって「凛の会」の案件を引き継いだ際、前任者から「政治絡み」であると伝えられたという。
公務員の不祥事が相次ぎ、昨年6月に国家公務員制度改革基本法ができた。その柱の一つは、政治家と官僚の癒着が批判される中で、双方が接触した際の記録を残し、透明性を高めることだ。政治家の理不尽な働きかけで、制度がゆがめられることがあったならもってのほかだ。
元障害保健福祉部長らの証言が事実なら、事件の構図はいよいよ深刻だ。政と官はどうかかわり合ったのか。その疑惑について、政治家側にも十分に説明する責任がある。
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