(일어번역사시험)ロシアと日本―長期戦略がほしいのだが(09.05.13)
ロシアの大統領を8年間つとめたプーチン氏が、今度は「首相」として訪日し、麻生首相らと会談した。
昨年の大統領選挙で当選した43歳のメドベージェフ大統領との二人三脚は「2頭体制」と呼ばれる。首相はもっぱら経済政策を担当し、大統領が外交、軍事などを仕切るという分業だ。
とはいうものの、強権的な統治や国民の厚い支持に支えられたプーチン氏の威光に陰りはない。ロシア最高首脳の久々の訪問といっていいだろう。
今回、さまざまな協定文書が署名されたが、注目されるのは日ロ原子力協定だ。これにより、原子力発電用のウラン濃縮をロシアに委託できるようになるなど、原子力分野での協力が大きく広がる。
地球温暖化対策の必要から、世界で原子力回帰の動きが強まり、ウラン燃料の需要が増えると予想されている。これまで大半を欧米に依存してきた日本にとって、ロシアにも供給源を広げられる意義は大きい。
世界最大とされる濃縮ウランの供給能力を持つロシアも、日本という大消費国に販路が開かれる。
ただ残念なのは、日ロ間に横たわる最大の懸案である北方領土問題がなかなか進展しないことだ。プーチン氏は記者会見で「(今後)あらゆる選択肢が話し合われる」と、ロシア側の前向き姿勢を強調したが、具体的な展望が開けているわけではない。
両国の経済交流はここ数年、拡大の一途をたどり、貿易総額は03年の約60億ドルが08年には約300億ドルと、5年間で5倍も伸びた。ロシアにとって、今や日本はドイツ、中国などにつぐ主要貿易相手国である。
経済での結びつきが深まれば、領土問題解決への環境ができると期待されていたのに、領土はすっかり置いてけぼりの様相だ。日本の首相が毎年のように交代するという、不安定な政権が続いたことが痛かった。
日本政府も、交渉を動かそうと努力はしている。2月の麻生・メドベージェフ会談では「新たな独創的で型にはまらないアプローチ」で領土問題の解決を目指すことで合意した。
ロシア側が誠意をもって新アプローチに基づく具体案を示すことを期待したいが、そうこうしているうちに、世界不況の影響で日ロ間の貿易が急激に冷え込んできた。経済危機が長引けば、せっかく積み上げてきた経済面での協力は再び低調な状態に戻ってしまいかねない。
ここを踏みとどまるには、日本側の腰を据えた取り組みが不可欠だろう。長期的な視点で対ロシア外交の戦略を描いてこそ、領土という難しい問題を動かすことができるのではないか。総選挙を控えた今の麻生政権に、そんな余裕があるとは思えないのが残念だ。
(일어번역사시험)ロシアと日本―長期戦略がほしいのだが(09.05.13)
